3つの観点から満喫する釜山

スポンサーリンク

日本からも近い釜山(釜山広域市)
ソウルに次ぐ韓国第二の都市ですが、ソウルとはまた違った雰囲気の漂う街です。
そんな釜山を「食」「癒」「遊」の3つの観点からご紹介します。

釜山基本情報

朝鮮半島南東に位置する釜山は日本と非常に近く
天気がいいと海の向こうに対馬が見えることもあります。
空港は金海国際空港。福岡などから国際フェリーも出ています。

ソウルに比べ田舎ではありますが、観光名所が沢山あります。
6つの海水浴場もあり、中でも「海雲台海水浴場」は韓国八景に選ばれるほど美しい白浜が続く海です。また、甘川洞文化村は釜山のマチュピチュといわれる場所。
実際に人が住んでいるアートの街で、おもちゃのようにカラフルな家やオブジェが建ち並びます。
ぜひ散策を楽しんでください。

タヌキも甘川洞文化村散策を楽しみましたが、より印象になった場所をご紹介します。
王道から少し逸れるだけで、より濃く楽しめますよ。

甘川洞文化村

【食】捌きたての刺身と屋台ごはん

これより紹介する3つの「」は同じエリアで徒歩圏内です。
お腹と要相談ではありますが、一度でまわりきれる距離にあります。

チャガルチ市場

韓国最大級の海鮮市場、チャガルチ市場。
活きのいい海鮮が所狭しと並べ売られている様子が圧巻です。

連なる露店では、選んだ海鮮をその場で捌いて、好みの調理法で提供してくれます。
私たちは日本円にして4000円ほどでテーブルいっぱいのお刺身を頂きました。
アワビもお手頃価格でした!
印象的だったのは、タコがまだ動いていたこと。
それだけ新鮮ということです。美味しくいただきました。

韓国の刺身醤油はちょっと甘口。
苦手な方は、日本からお弁当用のお醤油を持ってくるといいかもしれません。

ここでお刺身にするお魚を選びます。

BIFF広場

チャガルチ市場から、大きな道路を挟んですぐのところにあります。


有名なのが、釜山のご当地スイーツ「シアホットク」ではないでしょうか。
一番並んでいる屋台が目印。
普通のホットクとは全く異なり、サクッと揚げられたホットクの中にぎっしりと松の実、かぼちゃの種、ナッツ類が入っています。

近くの屋台のごはんも見逃せません。

シアホットク

アリラン通り

BIFF広場から少し横にそれた路地。

一見怪しい雰囲気が立ち込めているので恐る恐る進んでゆくと、
なんともローカルなごはんに出会いました。日本にはないチープな感じが、とても良かったです。

アリラン通り

【癒】チムジルバンで日頃の疲れを癒す

チムジルバンとは

チムジルバンとは日本のスーパー銭湯のような施設のこと。

何種類ものサウナやお風呂が用意されており、韓国名物の垢すりを受けられる所もあります。
お風呂は別々ですが、男女一緒に寛げるサウナや食堂が設けられているのでカップルにもおすすめです。24時間営業で仮眠スペースがあるところも多いので、金曜の仕事後に釜山入りし、チムジルバンで一夜を過ごして、翌日土曜日に韓国料理を食べて帰国する旅の上級者もいるそうです。

有名チムジルバン「新世界スパランド」

ショッピングモール内にあるチムジルパン。


営業時間は6:00~23:00です。
料金は少し高めですが、広く、新しく、清潔感があります。

サウナは低温から高温まで様々な種類があり、サウナが苦手な方でも大丈夫です。
デザインも凝っていて、青いタイル張りのサウナ、カラフルなサウナ、岩塩のサウナ、ピラミッドのサウナなど好奇心をそそるサウナばかりでした。

別料金で垢すりとキュウリパックも可能なので、
タヌキも芋のようにゴリゴリ洗われて、ぴかぴかになりました。
鼻にキュウリが入って、しばらく瓜臭さが離れなかったけれど、それもまた思い出。

新世界スパランド

地元チムジルバン「Bally Aqua Land Sauna」

24時間営業のチムジルバン。

規模は劣るけれど、地元に馴染んでいて雰囲気があります。
訪れたときは地元の人たちばかりで、おそらく観光客は私たちだけでした。

新世界スパランドと比べると広くはありませんが、
石の玉が敷き詰められたようなサウナが非常に気持ちよかったです。

スパよりも銭湯に近い印象。こちらのほうが海外気分を味わえるかもしれません。

ヤンモリ(羊の頭)

チムジルバンを検索する一方、目に留まるのが日本では見ないタオルの巻き方。

まるで羊のような見た目になる可愛らしいタオルの巻き方は、「ヤンモリ」と言って、韓国ドラマに登場したことで定番となりました。

フェイスタオルがあれば簡単にできるので、やってみるとなお楽しめるのではないでしょうか。

【遊】アライグマとふれあう

RACOONAMATATA

ネコカフェならぬ、アライグマカフェがあります。
その名もRACOONAMATATA

店内はアライグマとふれあうスペースと飲食するスペースが分かれています。
アライグマスペースには手荷物を持っていくことができないので、貴重品には十分に注意を払いましょう。

カフェの注文とアライグマのごはんはカウンターにて購入。
それ以外に特別な料金がかかることはありません。

ドリンクとアライグマのおやつ

アライグマといえば可愛い見た目に反して狂暴なイメージがありましたが、こちらのアライグマは人なれをしていてとっても穏やか。
おなかを出して、白目で寝ている子もいました。
ごはんをあげると、アライグマの手がとても器用なことに気が付きます。
撫でさせてくれる子もいて、こちらは完全にアライグマたちの虜に。癒されました。

きゅん!

タヌメモ

昨年もそうだったので記憶に新しいと思いますが、日韓の関係は悪化することもしばしば。

韓国に限ったことではありませんが、海外へ行く際は情勢を考慮せねばなりません。
実際に私が訪れた時期も、現地に着くとたしかに問題とされている銅像や、垂れ幕が目につき一抹の不安もありました。

しかし出会った韓国人は皆、非常に優しく親切でした。
道を聞けば言葉が通じないにもかかわらず、一生懸命伝えようとしてくれたり、バスやタクシーも乗車拒否などはなく降りるべき場所で声をかけてくれたりしました。
行く前と後では印象ががらりと良い方に変わったほどです。
結果としてはとてもいい旅行となりました。

2泊3日の旅行で、旅費(ホテル代+航空券)は空港使用料等諸々含め1人¥22,630でした。
LCC(格安航空会社)のエアプサンだったので、安かったけれど帰りの便は大幅に遅延しました。

宿泊したホテルはホテルフォーレ釜山駅。
目の前に飲食店もありますし、最寄り駅は徒歩2分の距離に釜山地下鉄一号線「草梁駅」があり便利です。
空港と繋がるシャトルバスが停まる主要駅「釜山駅」からも歩ける距離です。

気軽に行ける距離と値段なので、また旅行に行ける日々が戻ってきてくれるのが待ち遠しいです。

定番の韓国料理も見逃せません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました