思い出の潟分校|秋田県

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どこか懐かしさを感じる木造の2階建て校舎。

明治15年5月15日から昭和49年3月31日まで地元の子どもたちが通っていた学校。
廃校になったあとは、修復され平成16年に一般公開となりました。

思い出の潟分校

思い出の潟分校

〒014-1203秋田県仙北市田沢湖潟 字一の渡226
0187-43-0766

9:00-16:00(火曜日定休)

※実際に訪れる際は事前に仙北市ホームページの観光情報等をご確認ください。

校内案内

昭和49年に廃校となった思い出の潟分校。
下駄箱で靴を脱いだら事務室で観覧料を払います。そのまま事務室の方が、学校について説明してくれます。
ただぐるっとひと回りするよりも理解が深まります。

説明を受けたあとは、資料を片手に自由に見学します。

まずは近くの教室へ。
扉の上には「一・二年生」の表記が。

生徒数が多くなかったので、複式授業という形式をとっていたため。
一・二年生、三・四年生、五・六年生が同じ教室で学んでいたそうです。

一番奥に職員室

思い出の潟分校では、そこにあるものは自由に触れることができます。

黒板に文字を書くことはもちろん、シロフォンやアコーディオンも。
私も小学生ぶりにアコーディオンを弾きました!

体育館ではピアノ、卓球台やボールなどが用意されています。

先にも述べたように思い出の潟分校は生徒数が少ない学校。

運動会は「どじょう掴み」という変わった種目もあり、地元の人たちも参加してお祭りのようなものだったとか。
また、飼っていたウサギの世話は生徒たちが率先して行っていました。
冬になると先生がウサギを街に連れて行き、生徒たちへのクリスマスプレゼントに変わって帰ってきたとか。

たぬきごと

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仙北市民は観覧料がかかりません。
私たちがあった時は、地元の子どもたちと思われる子が体育館で遊んでいました。
今も学校の役割を一部果たしているようです。

事務のおじさんは学校のことの他にも、これまでに見聞きした熊の怖い話を3、4個してくれました。
ここ、思い出の潟分校にも現れて木の実を食べていたとか。
秋田県では熊の目撃情報がそこそこ頻繁にあるようです。
東京では考えられず、ただただ想像が大きくなりこの後ずっと熊に怯える秋田旅行となりました。

これもまた思い出のひとつ。

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