カヤトースト、といわれてピンとくる人は少ないかもしれません。
サクッと香ばしくて、バターの塩気とカヤというジャムの甘さが見事にマッチしたトーストです。
シンガポール、マレーシア、インドネシア周辺でよく食べられていますが、日本で見かけることはほぼありません。
マレーシアで一時期生活をしていたタヌは、カヤトーストが大好き。
日本ではなかなか入手しにくかったカヤトーストの専門店がシンガポールから上陸したとの情報を得たので、早速行ってきました。
夢の?悪魔の?あまじょっぱいを堪能してきました。
そもそもカヤトーストとは
カヤトーストとは、こんがりサクッと焼かれたトーストに、カヤジャムとバターをたっぷりはさんだもの。
これにソースをかけた半熟卵をからませて、いただきます。
カヤジャムは、砂糖、卵、ココナッツミルク、パンダンリーフから作られた甘いジャム。
「カヤ」には「豊かな」「お金持ち」という意味があります。
味は筆舌に尽くしがたいですが、白餡に少し似ているかもしれません。
見た目の通り高カロリーなので抵抗があるかもしれませんが、ココナッツミルクを使っていることで健康や美容にいいとも言われています。
ここはカロリーのことは忘れて、食べちゃいましょう!
悪魔的な美味しさの虜になるはずです。
日本ではなかなか見かけませんが、シンガポールで100年もの歴史を誇る高級ホテル「ラッフルズホテル」のカヤジャムならネットからでも購入ができます。
高級ホテルの作るカヤジャムの味に間違いはないです。
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店舗情報
〒163-0248
東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル 地下1階 B-7区画
tel. 03-6258-1358
営業時間 7:00〜22:00 LO21:30
メニュー
こちらはメニューの一例です。
今回は人気セットの中のAセットを頼みました。
490円でカヤトースト、半熟卵、飲み物がいただけます。
飲み物は、Kopi(コピ)を。
コンデンスミルクとエバミルクが入っているので、こちらも甘いのですがこれが定番。
他にも紅茶をはじめジンジャーミルクティー、レモンバーリー、ミロなどもあります。
マレーシアの子どもたちは、ミロがマレーシアの飲み物だと思っている節があるほどミロを愛飲していたので、これもなんだか懐かしい気持ちになりました。
タヌメモ
カヤジャムは現地ではスーパーで買うことができます。
メーカーも様々で、タヌも好みのカヤジャムを見つけるまでいくつか試してきました。
稀にただ甘すぎたり、風味が好みでなかったりするんですよね。
ヤクンカヤトーストは、シンガポールのロイ・ヤクンという人が屋台から始めたお店らしく、現在ではシンガポール国内外で多数の店舗を出店している有名店です。
信頼のおけるカヤトースト屋さんは、やはり期待を裏切りませんでした。
本当は来年あたりマレーシアへ思い出の地巡りに行きたかったのですが、昨今の状態だとまだまだ海外旅行は先になりそう。
知人にも会えず寂しい状態が続きますが、ネットで取り寄せもできる時代なので、美味しさで気を紛らわせたいと思います。
元気であれば、またいつか再会できるはずですから。
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