今回の登山は、東京都青梅市に位置する御岳山(標高929m)の縦走。
ロープウェイを使わずに御岳山山頂を目指し、大岳山(標高1,266.5m)へ。
大岳山から再び御岳山へも戻り、日の出山(標高902m)。
つるつる温泉を目指すコースに挑戦しました。
大岳山は途中に岩場・鎖場もあり。
歩行距離もそこそこあるので、初中級と判断しました。
私にとっては初めての岩場・鎖場。
レベルアップを目指します!
≪登山日 2022年11月12日≫
御岳山縦走|初中級
JR御嶽駅→御嶽神社
JR御嶽駅についたらバスに乗り換えて約10分。
バスの時刻はこちらで確認できます。
バスを降りて少し坂を上ると右手にケーブルカー乗場。
ケーブルカー乗り場に隣接してお手洗いがあります。
今回はケーブルカーは使わないので、左手に見える駐車場の方へ。
鳥居をくぐって山道へ入ります。
山道とはいえ、道はコンクリートです。
急勾配のくねくね道がひたすら続きます。
道にはいくつか名前が付けられていますが「ろくろ首」には納得。
まさにろくろ首の首の様に長くて曲がった道を行きます。
何本かのロープウェイに追い越されながら、山頂へ。
季節は11月中旬。
もみじ祭りが開催中で、燃えるような赤、黄色と鮮やかな紅葉が楽しめました。
真っ赤なもみじ 御嶽神社 見逃しがちなポイント 境内の横から素敵な眺めが拝めます。 山頂を目指す道には立派な木が沢山!
御岳山→大岳山
樹齢350年高さ60mの天狗の腰掛け杉の分岐は手前(左)のコースを。
時に水の音を聞きながら、ひたすらまた登ります。
途中、「これより岩場 滑落注意」の看板が出てきます。
これを過ぎてしばらく歩いた辺りから道は徐々に険しさを増します。
岩場も鎖場も初めてだったので、いい経験となりました。
高さはそんなにない
大竹山荘までくると拓けます。
ごはん休憩をしている人もちらほら。
そしてここからがきつかった記憶。
その分、達成感もあります。
大岳山山頂
登りは先が見えないから長く感じたのでしょうか。
下りはあっという間に御岳山まで下りてきました。
御岳山→日の出山→つるつる温泉
御岳山に戻ったところで、すでにかなり疲れていました。
と、いうのも実はコースの時間計算を誤っていて思っていたよりも+3時間歩かねばならなかったのです。
ここで下山という選択肢もあったのですが、行きに上ってきたコンクリートの坂道は面白みがなくあるきたくない、かといってケーブルカーにも乗りたくない、そしてなにより「つるつる温泉」で癒されたい!ということで、頑張ることに。
商店街を通って、日の出山に向かう道に入ります。
御岳山~日の出山は、過酷な道はありません。
多少階段が続く場所はあるものの、歩きやすい道が続きます。
大岳山に行っていなかったら、軽い足取りで歩いていたはずです。
山頂は今回の3つの山の中で一番見晴らしが良かったです。
ベンチなども整えられており、沢山の人が思い思いの時間を過ごしていました。
私たちも小休憩をして栄養を摂取したら、暗くならないうちに温泉を目指します。
11月になると木の多い場所は早くも暗くなり始めるのですね。
ヘッドライトは使いませんでしたが、あと1時間遅かったら使っていたかと思います。
ひたすら下る道はここまで頑張ってきた足も限界が近く、砂利で滑るので用心して進みました。
コンクリートの道に出たらあとは20分ほどあるけばゴール、つるつる温泉です!
生涯青春の湯 つるつる温泉
ついにたどり着いたつるつる温泉!
施設はきれいで登山客も多く大変賑わっていました。
脱衣所のロッカーにザックは入らないので、ザックは入口横の棚に置いていくことになります。
鍵などは付いていないので、貴重品は取り出します。
また、お風呂に必要な着替えやタオルなども取り出して持っていかねばならないので、エコバッグなど袋があるといいでしょう。
私たちが入浴しはじめたのは17時。
混雑する時間のようです。
シャワーの数があまり多くなく、私たちの数分後に入ってきた人たちは整列してシャワーの順番待ちをしていました。
よって、五日市駅に向かうバスがありますがこちらも混雑します。
湯冷めには気を付けたいですが、早めにバスの到着を待っていた方がよさそうです。
お湯は、浸かれば文字通りつるつるに!
こんなにつるつるする温泉は初めてでした。
つるつる温泉と言えばひいおばあちゃんが話してくれた思い出。
この年になってついぞ浸かることができました。
たぬきごと
登山を始めて1年が経ちました。
これまでずっと私はインドア派。
苦しい思いをして山に登る人の気は知れないと思っていました。
一転、苦しい思いをしてでも見たい景色があると思うように。
また、苦しさも清々しさに変わるものであり、都会では出会えない景色、経験、空気の違い、季節の移り変わりなど毎回発見がありまだまだ飽きそうにありません。
インドアも変わらず好き。
ハンドメイドを楽しんだり、たまに美術館に行くのは今も大好き。
インドア派か、アウトドア派か聞かれたらどちらも好きで迷ってしまうようになれたのは「好き」が増えたということで、とても良いことな気がします。
次の一年も新しい経験が沢山できますように。
ということで、皆様よいお年をお迎えください。
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