2021年初めての縦走にして、最後の山登り。
山は連なっている。
そんな山と山を続けて歩くことを縦走といい、登山の方法のひとつである。
「縦走」という言葉も2か月前くらいに知った、山登り初心者です。
吾妻山・弘法山・権現山・浅間山を選んだ理由
アクセスがよい
都心から1時間程度で行くことができる。
吾妻山スタートであれば「鶴巻温泉駅」が最寄り駅。登山口までは約8分。
浅間山スタートであれば「秦野駅」が最寄り駅。
難易度が低い
吾妻山 125m
弘法山 234m
権現山 243m
浅間山 196m
4つの山を登るけれど、それぞれは250mに満たない山たち。
「縦走」を楽しみつつも初心者はちょうどいいと判断。
温泉も楽しみのひとつ
吾妻山の最寄り駅は鶴巻温泉。
近くには日帰り温泉ができる場所がいくつかあり、疲れを癒せる。
私たちも初めは秦野駅→登山→鶴巻温泉駅の計画を立てていたものの、生憎予定していた月曜日は定休日にしているところが多く、急遽ルートを逆方向に変更。
秦野駅の「富士見の湯」は月曜日も営業していたので、そこをゴールに。
登山の記録
活動データ
コースの様子
鶴巻温泉駅から徒歩8分で登山口に到着。
そこから13分で一つ目の山、吾妻山山頂に到着。
一息ついて、弘法山を目指す。
人はほとんどおらず、山を独占している気分。
低山ではあるが山は山。空気が澄んでいて気持ちがいい。
しばらく歩き続けると、富士山の姿が。
ずっと右手に富士山を眺めながら歩くことができて良い。
道中の富士山は木々に遮られるが、権現山展望台からは何にも遮られずに富士山がみられる。
この日は12月下旬の朝。
こんな立派な霜を見るのは久しぶり。
ザクザクと踏みついて、童心に帰る。
途中、きれいなお手洗いもあるので安心。
整備してくれている方々に感謝し、チップを入れる。
こういう経験も初めてなので、新しくて心躍ってしまう。
険しい山ではないので、新しい登山靴をかったら馴らしにまた歩きに来るのもいいかもしれない。
たぬきごと(失敗談)
里山ということで決してあまくみたわけではありませんが、調べても山道の様子がわからず、権現山展望台あたりの画像から、道はほぼコンクリートなのではないかと懸念し、きちんと登山靴を履いていきませんでした。
コンクリートを登山靴であるくと逆に足に負担がかかることと、なにより気に入って買った登山靴を不要に傷めたくなかったからです。
加えて12月下旬、寒波の影響で例年よりも寒い早朝。
まだまだウェアが揃っておらず、自分が今現在持っているものだけでは防寒が足りなくなりました。
結局、普段着で着ているロングのダウンコートを着込んでいくことに。
どう見ても登山の恰好ではありません。
ダウンコートの中はレイヤリングでしたので、歩いて熱くなってからはフリースを脱いで調整。
幸いコートは着っぱなしの寒さでした。
問題は靴で、たしかにコンクリートが続く場面もありましたが概ね普通の山道。
安全を考えて山に行くときは、どんな山であれ山の装備をしっかりしないといけないと学びました。
前述の通り、装備も経験も未熟ゆえ、これからの季節は暫し山登りはお休み。
これが2021年登山納めとなりました。
11月に突如、山に登りたい衝動に駆られ、山の斜面を転がる石のようなスピードでここまできた気がします。
2022年はさらにウェア・ギア・経験を増やして今年よりも多くの山を楽しめたらと思います。
もともと冬好きですが、今ばかりは暖かくなるのが待ち遠しくもあります。
来年も安全に楽しく自然を満喫できますように。
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