アクアパッツァ。
お洒落な響きで一見難しそうなのに、とても簡単で美味しい魔法料理。
見た目も華やかで、テーブルの上を豪華にしてくれます。
スープはぎゅっと魚介の旨味が凝縮されていて、大好きなイタリアンです!
鯛が一匹破格で購入できたので早速。
鯛は内臓の処理がされてなく丸ごとでしたが、
お店の人に頼んだところ引き受けてくれたので助かりました。
(使用したSTAUBのサイズ・・・20cm)
アクアパッツァとは
アクアパッツァ(acqua pazza)とは、
魚介類をブイヨンなどの出汁を使わず水やトマト、白ワインなどで煮込んだナポリの郷土料理のこと。
もともとは、漁師が船上で作って食べていたと言われています。
お洒落イタリア料理の定番ですが、魚料理ではなくあくまでもスープを楽しむ料理です。
お店ではパンやパスタとともに提供されることが多いです。
acqua(アクア)は「水」のことで、
pazza(パッツァ)は「奇妙な」「狂った」「飛び跳ねる」「暴れる」という意味があります。
船上で作っていたので鍋の中が揺れで暴れているようであった様や、
油に水を入れて料理をするので水が跳ねる様、などが由来とされているそうです。
材料は厳密には決まっておらず、魚はタイ、スズキ、タラなどの白身魚、貝類はアサリやムール貝を使うのが一般的です。お好みでイカやタコを入れても良し。
香草はパセリの他に、タイムやローズマリーでも相性が良いです。
赤身魚は風味が強すぎるため、アクアパッツァには向きません。
魚の皮や骨の部分からは旨みがスープに溶け出すので、皮つきの切り身や魚まるごと使用することをおすすめします。
材料
- 鯛・・・1匹(切り身でも可)
- アサリ・・・1パック
- 玉ねぎ・・・1個
- ミニトマト・・・好きなだけ
- オリーブオイル・・・大さじ1
- きざみにんにく・・・小さじ1
- 白ワイン・・・150ml
- 塩・・・少々
- 粗挽き胡椒・・・少々
- パセリ・・・お好みで
作り方
- アサリは砂抜きをしておき、鯛には塩コショウで下味をつけておく。
- STAUBにオリーブオイルとにんにくをいれる。
火をつけて香りがしてきたら、粗みじん切りした玉ねぎを軽く炒める。 - 鯛、アサリ、ミニトマト、を敷き詰めたら、白ワインを入れ、
アルコールを飛ばすために中火でクツクツさせる。 - 少し沸騰させたら蓋をする。
蓋の隙間から湯気が出始めたら弱火で15分。
ここからはSTAUBマジックで勝手に美味しくなります。 - アサリが開いて、鯛に火が通っていたら、塩コショウで味を調える。
仕上げにパセリを散らして完成。
タヌメモ
STAUBがぎゅぎゅっ!と、旨味をひきだしてくれるので
こちらは材料を詰め込むだけの素敵魔法レシピです!
我が家のSTAUBは20cmです。
本当はSTAUBのオーバル型があれば良かったのですが、ラウンドでも味に問題はありません。ただ、少し鯛には窮屈な思いをさせてしまったかな、と。
もしあれば、パプリカやキノコ類を加えてもより豪華になって絶対美味しい。
また、調味料も記してみたものの、オリーブオイル好きなのでダボダボっといれたし、
好みや感覚の分量でやっても大失敗にはつながらないはず。
(責任はとれないので弱気。)
この日はビッグランチを食べていたので
それほどお腹空いていなかったはずなのに
どんどん食べ、がぶがぶワインを飲んでしまいました。
今回は玉ねぎと白ワインを多めに入れて
魚介の旨味が溶け出した美味しいスープを多めにつくり、翌日はパスタを投入!
パスタは硬めに茹でて、具材にはフレッシュしいたけとバターを追加しました。
絶品!!!
リピート決定のおうちごはんです。
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