2021年11月に突如登山に惹かれて山デビューを果たすも、あっという間に冬になってしまった。
まだ経験と装備が足らないので、冬の時期は登山お休み。
そろそろ暖かくなってきたので、3月12日に遅ればせながら山初めをしてきました。
目的地は大山。途中の厄除け瓦投げと、茶寮石尊も楽しみのひとつに。
思ったのと違う!大山登山
あれ、みなさん何処へ…
公共交通機関を使い、伊勢原駅で下車。
そこからバスに20分ほど乗るのですが、4番乗場には列が・・・。
電車の中にも登山の装いの人が多かったし、みなさん登られるのですね、と思ったのですが気づけば周りに人がいない・・・?
多くは再びロープウェイの列を成していました。
阿夫利神社駅まではロープウェイを使われる方が大半のように見えました。
緑に囲まれた清々しい山道を想像していた
山道は大きめの石がごろごろしていたり、階段が多かった印象。
清々しい緑に囲まれた山道を期待していたので、なかなかしんどい場面も多かったです。
山頂付近は雪が残る
3月のぽかぽか陽気でも山頂には雪が残っていました。
故に、溶けた雪のせいで足元は湯煎したチョコレート状態。
滑るわ、靴は豪快によごれるわ・・・
でしたが、山頂からの景色をみると気持ちが晴れます。
階段地獄
帰り道は男坂を選択。
予想外に階段、階段、また階段・・・で膝が笑う。
そしてその階段がかなり急!
極度に階段に対して恐怖心を抱いているので、へっぴり腰で。
克服したい・・・
男坂の方が短時間で下山できるようなのですが、階段がかなり苦手でゆっくり一歩一歩恐る恐る降りたので時間がかかったように思います。
帰りも女坂を選べばよかったかもと、後悔。
初級…?
あとから調べたら「しんどい」と仰っている方をSNSで何人か発見。
ロープウェイを使えばたしかに初級なのかもしれない。
登ってみて自分の体力が不足していると感じたら、ロープウェイを使う回避術もひとつの手。
大山寺で厄除け瓦投げ
大山登山の楽しみのひとつ。
大山寺の厄除け瓦投げ。瓦投げは2組300円。
両替をしてもらおうと境内の受付へ。
お寺の方に「良い目をしているね。」と言ってもらえ、照れ嬉しい。
そして瓦投げについて簡単に説明をしてもらいました。
投げる瓦は2枚。
1枚目は厄除けとして。
2枚目はお願い事をして、遠くにある赤い輪をめがけて瓦を投げる。
投げた瓦が輪をくぐるとお願い事が叶うらしい。
しかしお寺の方曰く、
輪をくぐらなくても願いが叶ったという報告はあるとのこと。
また、見事輪をくぐったことを伝えるとちょっとしたお土産の用意があるらしい。
と、いうことで意気込んで投げてみましたが・・・
お土産、なにがもらえるんだろうと今でも気になる・・・。
今回の反省
気候に適さない装い
この日は3月というのに、日中は20℃超(GW頃の陽気)の予想でした。
とはいえ3月。
朝早くに家を出るので多少の防寒は必要だと思い、ヒートテックを着ていきました。
が、茶寮石尊に着くころには汗で濡れたヒートテック。
普段あまり汗をかかない私ですら、驚くほど汗をかきました。その後は冷える。
インナーは見えないし、買ってもあまりテンションがあがらないし、という理由で後回しにしていたけれど、やはりちゃんとアウトドアに適したものを纏いたいと切実に思いました。
水500ml / 人
あまり考えずに水のペットボトルを一人1本(500ml)ずつ持って登山。
しかし、先にも述べたようにこの日は暑かった・・・!
不足することはなかったけれど、ぎりぎり。
いや、我慢したからこの結果。
それ故に浮腫んだ。
水を飲んでないのになぜ?と思ったけれど、調べてみたら水分不足でも浮腫むらしい。
この日以上に暑かったり、登山の時間が長かったら足りていないし、今回は観光地的山だったのでいざとなったらどこかで買えるが、そうもいかない山がほとんどだと思うので、重いけれどももっと余裕のある水分を持っていく必要があった。
汗もかいたので、水ではなくてスポーツ飲料の方が良かったのかもしれない。
ぐぅぐぅお腹が鳴り始めたら時遅し
今回は、途中の茶寮石尊で休憩をする予定だったので、行動食をきちんと持たず。
エネルギーが切れるまえに、きちんと栄養補給することが大切。
今思えば、あれはシャリバテの状態だった・・・。
腹十二分目のお昼ごはん
お昼ご飯は、初めてカップラーメンを作ってみました。
保温できる水筒にお湯をいれて。
カップラーメンは二人でひとつだったことに加え、体力を使ってお腹が空くであろうとおにぎりを一人ふたつ持って行った。が、多かった。
多かったが下山後におにぎりを食べるのは嫌だった私は、無理矢理お腹に収めた。
なんにせよ、山で無理は禁物。
その後、満腹の気持ち悪さを抱え、途中眠気と仄かな腹痛を感じながら下山。
一週間、酷い筋肉痛に悲鳴をあげる
今まで(まだ3回目の登山です)で一番体力を使った登山。
予想はしていたけれど、翌日は筋肉痛で動けず。
予想を遥かに超えていたのは、筋肉痛の酷さ。(下山の時点で膝が笑っていた。)
日・月・火・水はまともに歩けず。
必死に平然を装うも、歩いていると勝手に膝カックンしてしまう。
階段は心の中で悲鳴。
いまにも膝から崩れ落ちそうでヒヤヒヤしがら日常生活を送っておりました。
脚は見るからに浮腫んでおりパンパン!体重も+1kg。
これは完全に自分の筋肉に見合っておらず、負担をかけすぎました。
もはや負傷だったのではないでしょうか。
たぬきごと
しんどかった・・・!
でもやっぱり山の空気は気持ちが良いし、たのしい。
半年前だったら絶対に思ってもみなかったことだけれど、いつか富士山も登れる日が来るといいなと思うようになりました。
今年もゆるりとお山を楽しめますように。
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アクセス
最寄り駅は小田急線 伊勢原駅。
詳しくは大山ケーブルカーHPを参照。
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