なんか家の中が下水臭い！！！
そう感じたのは、
今の家に引っ越してきて数日経ってからでした。
自分たちのせいではなく家が臭いだなんて、なんと悲しいことでしょう。
しかもこれ、結構なストレス。
こんな家では人を呼ぶのも恥ずかしい。
一日中、換気扇をつけていなければならない。
一日中、換気扇をつけていても完全に臭いは消えない。
洗濯機やお風呂を使うと臭いが発生する。
雨の日は臭いが強くなる気がする。
こんな悩みを抱えて、
再び引っ越すことも頭の片隅に置きながら暮らしている人もいるのではないでしょうか。
賃貸であれば、不動産管理会社が対応してくれるはずです。
30分くらいの工事で完了するので、洗濯機からの悪臭で悩んでいる人は今すぐに管理会社へ連絡することをおすすめします。
経緯
引っ越しの際は、もともと持っていた家具家電を持ち込むことなくほとんど新品を調達しました。
新居への到着とともに冷蔵庫やテレビが運ばれ、電気やガスや水道が開通。
もちろん洗濯機も新品。
運んできてくれた業者の方が設置してくれ、試運転も問題なし。
しかし業者を見送った後、いざ洗濯を始めると事件が発生。
水！
水が溢れている！！！
ふと見ると、
洗濯機の排水溝から水が溢れ出て、床がびしょびしょに！
あたふたしながら急いで洗濯機を停止させ、雑巾で水をせき止めます。
なんとかそれで間に合う程度の水浸しで済んだものの、これでは使えません。
その後、すぐに管理会社へ電話。
提携の業者の方が来てくれました。
どうやら洗濯機設置時の排水管への差し込みが浅かったのが原因との事でした。
しかし奥に差し込もうとすると排水トラップが邪魔をしてしまうので、排水トラップを取り除くことに。
これで水が溢れることはなくなったものの、
違う問題にぶつかることになるとはこの時には知る由もありませんでした。
症状
水が溢れたことで取り除いた排水トラップ。
これにより水漏れすることなく洗濯ができるようになりましたが、
何回か使用すると異変に気がづきました。
洗濯機を回すと臭い！
下水のような、たまに硫黄のような臭いが家に充満してしまうのです。
そしてこれは、洗濯機使用時に限らないことがわかってきます。
毎回ではないのですが、お風呂使用時、他の住人が洗濯機やお風呂を使った時、雨の日、などとにかく下水に多量の水が流れ込むと我が家へ悪臭が流れこんでくるようなのです。
どうやら取り除いてしまった排水トラップは、排水がそれ以上上がってこないように蓋の役割をしているようで排水トラップを外してしまったがために今度は悪臭に悩まされることになりました。
排水トラップをすれば水が溢れ、
排水トラップを取り除けば悪臭。
まさに究極の選択。
本当は、排水トラップをしても水が溢れない状態になるのがベストです。
しかし先日来てくれた業者さん曰く、前の住民が本来ここにあるべき部品を持って行ってしまったために部品がなく、管理会社に確認して工事が必要と言っていたことを思い出し、またとやかく言ってうるさい住民だと思われたくなかったキツネとタヌキは泣き寝入りをすることに。
この2年は換気扇を回し続けたりして応戦していましたが、取り除ききれないんですよね。
解決策
ここで2年が経ち、賃貸契約の更新。
正直感じのいい不動産管理会社ではないので、あまり関わりを持ちたくなかったのですが他の個所も不具合が出てきていたので、更新と兼ねてすべて相談してみることに。
すると拍子抜けするほど、トントン拍子に修理が決定。
改めて業者さんに来てもらうと、
やはり前の住人が引っ越す際にこの家に残されるべき部品も一緒に持っていかれてしまったとのこと。よく引っ越し屋さんが洗濯機とともに運んでしまうそうです。
ということでしたので
初日に必要部品の確認と、サイズの確認をして部品を発注。
ちょうど一週間後に再び来てもらいました。
工事そのものは30分ほどで終了。
すでに設置してあった洗濯機を移動させたりして、
大変そうではありましたがあっという間に終わりました。
そして完成したのが、こちらです。
以前は排水溝に直接洗濯機の排水ホースが差し込まれていましたが、
今回L字の部品が接続され、見えませんが中に排水トラップが設置されているようです。
まとめ
たかが排水トラップ、されど排水トラップ。
小さいけれど、排水をせき止める重要な役割をしていました。
初めに排水トラップを設置するには「工事が必要」と言われたので、面倒だと思って手付かずでいましたが、こんなに簡単に改善されるなら、2年も我慢せずに引っ越してきてからすぐに対応してもらえばよかったです。
工事費も、毎月家賃の他に共益費を支払っているので今回こちらが払うものはありませんでした。
悪臭は暮らしの上ではかなり大問題で、ストレスも大きいです。
同じような悩みをお持ちの方は、一度管理会社へ確認してみるといいと思います。
そして、引っ越しの際は余計なものは持って行ってしまうことのないように。
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